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IR情報

トップメッセージ

すべてにおいて先んじる“突き抜けた”企業を目指して

「突き抜け感」をもって変化の時代を生き抜く

 今、世界がビッグバンイノベーション、つまり超破壊的な変化に突入していく中で、企業戦略にも大きな変化が求められています。これまでは、より良いもの、より安いもの、よりニッチなもの、のいずれかにフォーカスし、企業としてのオリジナリティを追求するというのが世の常でした。しかしながら、現在支持されているサービスを見ると、すでにこの3つを兼ね備えていることは明らかです。

 この変化の時代にあって必要なものは、「突き抜け感」であると考えます。取扱商品の拡充、ユーザーの利便性向上に真摯に取り組み、業界に先んじたサービスを発信することで、研究開発の現場の方々に支持される“突き抜けた”企業を目指してまいります。

代表取締役社長 井内 卓嗣

売上高、5年連続 純利益、4年連続 過去最高

 当期のアズワングループは、連結売上高は5年連続、親会社株主に帰属する当期純利益(以下、純利益)は4年連続で過去最高を更新することができました。当連結会計年度の連結売上高は535億76百万円(前期比2.9%増)、純利益は、先行投資をすすめつつも38億78百万円(同0.2%増)となりました。

 これもひとえに株主の皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

配当性向50% 総還元性向70% を目指して

 当期につきましては、期末配当金を50円とさせていただきました。これにより、年間配当金は1株につき101円(前年比30円増)、配当性向49.9%(前年は35.2%)となりました。

 次期につきましては、連結売上高563億40百万円(前期比5.2%増)、営業利益58億80百万円、経常利益60億75百万円、純利益41億40百万円(同6.7%増)を見込んでおります。平成27年度から平成29年度の3年間における平均の総還元性向を70%とする方針もあり、今後は自己株式の取得も視野に入れてまいります。

 5カ年の中期経営計画「Project -NANA-」の2年目として、これまでの挑戦を進化させ、“突き抜けた”企業を目指してまいります。今後ともより一層のご支援を承りますよう、よろしくお願い申し上げます。

<Project -NANA-> 2020年3月期の目指す姿

中期経営計画「Project -NANA-」初年度のご報告

 当社は昨年、2020年3月期に売上高700億円を目指す5ヵ年中期経営計画Project -NANA- を発表いたしました。このProject -NANA- では、「eコマース」「海外事業」「新規商材」の3つを成長の柱とし、16のテーマを設けて活動を推進してまいりました。

eコマース-AXEL×ウェブショップ

 商品掲載点数の拡大において、「eコマース」の果たす役割は大きく、当期においては、商品検索システム「AXEL(アクセル)」を構築することで、これまで紙カタログで扱ってきました7万点の品揃えを100万点へ拡大することができました。昨年12月には、AXEL連動型のウェブショップをオープンし、検索した商品をすぐに購入いただける環境を整えました。

 当期におけるeコマース事業の売上は、50億17百万円となり中期経営計画初年度の目標を達成することができました。

 さらに多くの方に選ばれるウェブ検索システムへ進化させるべく、取扱商品の拡充やユーザー様の利便性を追求し、当社の専門性を盛り込んだサービスの構築を目指してまいります。

eコマース事業売上高
海外事業-アジア拡大へ着実に成長を遂げる

 中国現地法人の亜速旺(上海)は、売上高が1億元の大台となる企業に成長することができました。売上構成について、これまでの日系企業中心から中国国内の内資企業中心に大きく舵を切る政策転換を実施し、売上高に占める内資企業の割合は順調に増加しております。

新規商材-提供サービスの取扱いを拡大

 物販に派生する付帯サービスだけでなく、サービスそのものへ取扱いを拡大いたしました。前年度からスタートした「レンタルサービス」を皮切りに、「特注サービス」として、ガラス・樹脂の成型、3Dプリンター加工、金属材料のカットなどをECサイトで受注できる「特注ラボ」を2015年4月にオープンしたほか、2016年5月より病理標本作成サービスなどの受託サービスを開始いたしました。研究室の様々なニーズにお応えするサービスを提供し、新規分野での販売拡大につなげてまいります。

社員ひとり一人が「突き抜けた」品格を

 当社では、永続的な成長を目指し、「3つの価値(バリュー)」と「3つの品質」の追求を掲げております。特に「社員の品格」の形成に注力することで、企業の価値をより高め、社会の発展に貢献していきたいと考えております。

 カタログを介した販売店様との営業活動は、直接人と人とがつながる“Face to Face”で行われます。人が介在する意義は一体何であるのか、それは相手の心に響く仕事をしているかどうかではないでしょうか。社員ひとり一人にも、このような問いかけを自ら行ってもらえるよう、意識改革を促しているところです。

 そのためにも、社員ひとり一人が心の豊かさを感じ、業務に邁進できる環境の整備は急務です。ワークライフバランスを保ちながら、限られた業務時間の中でいかに仕事を効率化していくか、仕事の“見える化”を各自が進め生産性を高めることも成果の指標にしていく予定です。

 加えて、クリエイティビティを高めるために、業務時間の1割程度を各部署との交流に費やせるような環境づくりが必要だと感じております。さまざまな人や部門がお互いに相談できるような雰囲気を社内に醸成し、社員皆で力を合わせて困難な局面を共に乗り越えることで、強い企業体質になっていくことを目指しております。

3つの価値 3つの品質

理化学機器の総合商社として「革新と創造」を実践し続ける

革新と創造

 当社の経営理念は、革新と創造です。その理念の通り、理化学機器の総合商社として、常に現状に甘んじることなく、自ら率先して変わり続けてまいりました。その姿勢をさらに推し進め、他社に先んじて取扱商品数を大幅に増やす、新規事業を積極的に展開する、社員の働く意欲を大きく向上させることで、“突き抜けた”企業を目指してまいります。

 さらには、“Project -NANA-”2年目として、3つの成長の柱を軌道に乗せ、成果に結びつくようしっかりと取り組んでまいります。どうか、アズワンの次のアクションにご期待ください。

アズワン 中期経営計画